不動産の豆知識

【不動産と相続】孫や甥・姪が引き継ぐ?知っておきたい「代襲相続」の仕組みと注意点

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ご実家やご家族の不動産を売却・名義変更しようとした際、思わぬ形で相続人が増え、手続きに戸惑ってしまうケースがあります。その原因の多くが「代襲(だいしゅう)相続」という制度です。

今回は、知っているようで意外と知らない代襲相続の仕組みと、不動産手続きにおける注意点について分かりやすく解説します!

■「代襲相続」ってどんな制度?

代襲相続とは、「本来、相続人になるはずだった人が、相続開始よりも前に亡くなっている(または相続権を失っている)場合に、その子どもなどが代わりに相続する制度」のことです。

具体的には、以下のようなケースで発生します。

  • 子どもが先に亡くなっている場合 親(被相続人)より先に子どもが亡くなっている場合、「孫」が代わりに相続人になります。もし孫も亡くなっている場合は「ひ孫」へと、下の世代(直系卑属)が続く限り代襲相続が発生し続けます(養子も含みます)。
  • 兄弟姉妹が先に亡くなっている場合 被相続人に子どもがおらず、兄弟姉妹が相続人になるケースで、その兄弟姉妹が先に亡くなっている場合は、その子どもである「甥(おい)・姪(めい)」が代わりに相続人になります。※ただし、甥・姪の子や孫以降は代襲相続人にはなれません。

💡 その他の理由で発生することも 死亡だけでなく、遺言の改変などで相続権を失う「相続欠格」や、虐待などの理由で生前に家庭裁判所から相続権を剥奪された「相続廃除」にあたる場合にも、代襲相続が発生します。

■ 代襲相続が起きると、不動産の手続きはどうなる?

代襲相続が発生すると、通常の相続よりも手続きの難易度が上がることが多く、以下のようなトラブル(争続)に発展するリスクが高まります。

① 遺産分割協議がまとまりにくくなる

相続人の数が増えるだけでなく、中には普段あまり交流のない「疎遠な親族」が相続人に含まれることもあります。連絡が取れなかったり、話し合いが難航したりして、不動産の売却や名義変更が進まなくなってしまうケースが少なくありません。

② 集める書類(戸籍謄本など)が広範囲で複雑になる

手続きに必要な「出生から亡くなるまで」の戸籍謄本などを集める範囲がぐっと広がるため、書類を揃えるだけでも相続人の方の大きな負担になってしまいます

■ まとめ:複雑な相続トラブルを防ぐために

不動産は預貯金のようにパッと等分に分けることができないため、代襲相続によって話し合いに参加する人が増えると、どうしても手続きが複雑化してしまいます。

「将来の売却に備えて、今のうちに実家の相続関係を整理しておきたい」 「親族が亡くなり、誰が不動産の相続人になるのか分からない」

そんな時は、放置せず早めに動くことがトラブル回避の第一歩です。

当社では、不動産の売却や活用のご相談はもちろん、複雑な代襲相続が絡むケースでも、提携している司法書士や弁護士などの専門家としっかりと連携してスムーズな解決をサポートいたします。「ちょっと話を聞いてみたい」というだけでも大歓迎ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください!